尾鷲市にて「防災ドローンパイロット認定講習」を実施しました


〜 MDA防災ドローンパイロット認定講習 〜
尾鷲市と一般社団法人三重県ドローン協会(MDA)は、大規模災害時にドローンを活用し、迅速な情報収集を行うことを目的とした 災害協定 を締結しています。
この協定に基づき、災害現場で実際に活動できる人材を育成するため、3日間にわたり、「MDA防災ドローンパイロット認定講習」 を開催しました。
講習参加者と目的
今回の講習には、尾鷲市防災危機管理課の職員を含む 計6名(市職員3名/市民3名) が受講し、災害時に必要な知識と操縦スキルの習得を目指しました。
災害発生時には、
- 被害状況の把握
- 孤立地域や通行不能箇所の確認
- 行政への迅速な情報提供
が求められるため、実践型の育成が重要となります。
講習内容について
講習では、現場運用に必要となる項目を体系的に学んでいただきました。
📍内容の一例
- 航空法・安全運用ルール
- 飛行計画書作成
- 機体点検・安全確認
- 映像撮影の手順
- 災害時の情報整理・伝達方法
- 実技訓練(操縦・空撮手法)
受講者は知識だけでなく、実践的な視点から運用スキルを身につけられるよう、段階的なカリキュラムで進行しました。
安全管理体制について
実技訓練は、操縦経験豊富なMDAインストラクター指導のもと、専用の訓練場所にて実施。
国土交通省より
訓練飛行に必要な許可・承認
を取得し、安全面に配慮した環境で講習を行いました。
今後の取り組み
三重県ドローン協会では、自治体・地域住民との協働による防災体制づくりを継続し、災害時に即応できるドローン人材の育成を進めています。
地域防災力の強化に向け、今後も尾鷲市をはじめとする自治体と連携し、実務に役立つ講習の実施と支援体制の整備を続けてまいります。

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