DJI製ドローンをご使用の皆さまへ
重要なお知らせ:GEOシステムアップデートについて
DJIの安全飛行支援システム 「GEO(ジオフェンス)」 が、
2025年11月17日より順次アップデート されています。
今回の変更内容は、今後の運用に影響する重要事項を含むため、DJI製機体をご使用中の方は必ずご確認ください。
■ 主な変更点
| 項目 | 旧仕様 | 新仕様 |
|---|---|---|
| 表示区分 | 飛行禁止エリア | 強化警告空域 |
| GEO解除申請 | 提供あり | 2026年初頭に終了予定 |
| 飛行制限 | システムにより飛行不可(自動制限あり) | 警告表示のみ。自動制限なし。飛行は可能。 |
■ 何が変わるのか?
従来は、空港周辺など該当エリアで
→ GEO制御により機体が離陸・侵入できませんでした。
しかし今回のアップデートにより、今後は
→ 警告は表示されるものの、飛行自体は可能
(該当エリアでの飛行は操縦者自身の判断・責任)
という仕様に変更されます。
■ 注意事項(必読)
今回の変更は DJI独自システムの仕様変更 です。
以下の空域・飛行方法については、従来どおり
国土交通省への許可・承認が必要です。
- 空港周辺
- DID地区(人口集中地区)
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 人・物件に30m以内での飛行
- 催し物上空 など
GEO解除不要=申請・許可が不要ではありませんので、ご注意ください。
■ 詳細情報
最新情報・公式発表については以下をご確認ください。
DJI公式:GEOシステムアップデート情報
■まとめ
今回の仕様変更により、GEO制限区域でも飛行が可能となる場面が増えますが、その分、操縦者の判断・責任がより重要となります。
法令遵守・安全運用を徹底し、正しい知識のもと安心してドローンを活用してください。

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