5/21 第4回 三重県ドローン講習会リポート

こんにちは長嶋です。
5/21(土) 川越町で開催されたドローン講習会の模様をリポートします!

晴天に恵まれていいコンディションでスタートしました。

□10:00~12:00 初心者講習

まず山田理事からMDAの取り組みの説明があり、
そしてドローンを飛ばすために一番大事な”航空法”の解説をした後に…
航空法に関するテストをしていただきました。(みなさん真剣です。。)

 

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テストで頭を使ったあとは、フライトシミュレーターでコントローラーの使用方法を解説、体験していただきました。

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そして屋外へ移動し、待ちに待った実機を使っての初フライト体験です!
みなさん興味深くインストラクターの説明を聞いています。

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実際にドローンの操縦も体験していただきました。

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ドローンを操縦する楽しさやドローンから見える景色を楽しんでいただけたと思います。

 

□13:00~13:30 DPCA代表 坂口氏講演会

午後は講演からスタート。
京都の一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)代表の坂口氏をお招きして災害時のドローン活用について講演をしていただきました。

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坂口氏は先の熊本地震の被災地へ行き、ドローンを使用して、自治体、大学等と連携をし被災現場の状況を撮影し、調査用データ収集に尽力されました。

ドローンで赤外線カメラを使用して災害現場の調査を行ったのは坂口氏が日本で初めてだそうです。

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その講演の中での重要なポイントをまとめました。

・ドローンが活用できるのは災害が起きてすぐの初期調査である。

・ドローンから赤外線カメラで撮影したデータは人命救助や家屋倒壊レベル判断に使用できる。
・撮影したデータをオルソ画像化、3Dデータ化すれば復興の際の資料として使用できる。
・なによりも県、自治体とドローン事業者との連携が大切である。

そして最後におっしゃった言葉が大変胸に刺さりました。

「熊本の災害の直後、国や自治体はヘリを飛ばすためにドローンの飛行を制限した。しかしドローンを初期に投入し、活用できていれば救えた命が必ずあった!私は現場へ行きその事を痛切に感じました!」

実際に現場へ行き感じた経験から出る坂口氏の言葉は重みがあります。

東海地区も巨大地震が予測されています。

MDAでは災害時のドローン活用を視野に入れ、まず自治体等と連携を結びながら、県内どの位置で災害が起ころうと、すぐさまドローンで初期調査を行える体制(ドローン災害スペシャリスト育成など)を整えられるように活動を進めています。

災害時にドローンでできることが必ずあります。

MDAは全力で災害時ドローン活用を進めてまいります。

 

□14:00~16:00 操縦技術講習

最後は操縦技術講習です。
この講習は実際にドローンを持ってみえる方のための講習です。

・アッチモードでのホバリング訓練
・コーンを使用して決められたルートをトレースする訓練
・インスパイアの2オペレーションを使用したカメラワークの実演
・その他インストラクターへの質問など

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今回も中身の濃い一日でした!
また6月も開催いたしますので是非ご参加ください。

 

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※初心者講習会メンバーの集合写真です。

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