紀宝町総合防災訓練に参加

〜 災害協定に基づくドローン運用訓練と連携確認を実施 〜
一般社団法人三重県ドローン協会(MDA)は、2025年11月16日(日)に開催された 「紀宝町総合防災訓練」 に、紀宝町無人航空機隊 として参加いたしました。
当協会は、すでに締結している
「大規模災害時におけるドローンによる情報収集に関する災害協定」
に基づき、ドローンによる情報収集運用の実践的訓練と、関係機関との連携手順の確認を実施しました。
災害時ドローン運用の役割
紀宝町は、南海トラフ巨大地震や風水害など、大規模災害リスクが高い地域とされています。
災害発生直後には、
- 被害状況の全体把握が困難
- 道路寸断による現地立入制限
- 土砂災害によるアクセス困難
といった課題が想定されます。
そこで、上空から迅速に状況確認が行えるドローン は、
- 被害エリアの把握
- 孤立地区の確認
- 二次災害防止支援
- 避難判断材料の提供
など、防災対応における重要な手段として注目されています。
今回の訓練内容について
今回の防災訓練では、災害協定に基づく 実際の運用フローの検証 と、自治体および関係機関との連携体制の強化 を目的として実施しました。
訓練では、
- 出動体制の確認
- 飛行許可・ルート設計
- 空撮データ収集
- 通信連携・情報共有方法
など、実運用に即した訓練を行いました。
今後の取り組み
三重県ドローン協会は、災害時ドローン活用体制を 平時から整備・検証すること を重要な使命と考えています。
今後も紀宝町をはじめ、自治体・地域組織・関係団体と連携し、迅速で安全な災害対応体制の構築に引き続き取り組んでまいります。

この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。